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京急1000形 京成線内でC-ATS試験を実施

2007/12/24 作成

 12月22日に久里浜より91Hで回送された1267編成を用いて同日と翌23日の終車後、 22日は成田〜東成田間、23日は宗吾参道〜公津の杜間の上り線を利用してC-ATS試験が行われた。 送り込み・返却回送はこちら
 23日は前述のとおり公津の杜〜宗吾参道間で3時前まで計10往復して行われた。 宗吾参道駅へは照査速度前後で進入していたようで回を追うごとに速度を落としていた。 後半は本来の停止位置を通り過ぎて非常制動がかかっていたので作動試験をしていたと思われる。 なお、公津の杜へも上り線を走行したため宗吾参道0号踏切では逆走時のみ手動取扱となっていた。 1267号車一番先頭側の側扉から乗務員室の方へガムテープが伸びており、ATS車上子が綺麗に塗装されていたのでこの車両で測定が行われていたと思われる。 また同車には十数名の関係者が乗り込んでいた。
 以下、特記以外宗吾参道0号踏切にて撮影。三脚・フラッシュは用いていないため手ブレを起こしている写真もありますがご容赦下さい。 (長時間露光写真は遮断棹昇降機の上に置いて撮影。また踏切内で撮影している物は全て遮断機が上がっていて警報機が鳴っていない時です。)


1267編成
行先幕は「試運転」、運番は京成の付番法則に従えば「S11」の筈だが京急車は対応していないので「11S」で代用

1267編成 1267編成

1267編成
1回目の試験のため公津の杜へ向かう (以上1往復目)

1267編成
2回目は成田方4・6両停目より1m程上野方で停車。各回とも公津の杜へ逆送する際、成田方8両停目に停止位置を直していた。

1267編成
公津の杜へ逆走 (4往復目)

1267編成
宗吾参道進入 (4往復目)

1267編成
4回目は成田方4・6両停目より20m程上野方のB点付近で停止

1267編成
検障の間に何かで覆われた標識が見える。従来のB点だろうか。(5往復目)

1267編成
出発待機中 (6往復目)

1267編成
「11S」表示が新鮮 (8往復目)

1267編成
1267号車海側、また再塗装されたATS車上子と車内から伸びるガムテープ (8往復目)

1267編成
出発待機中 (9往復目)

1267編成
10往復目を終え停止位置を成田方8両停目に戻し試験終了。

1267編成
1267編成
試験前に居た51番線へ、明けて久里浜へ回送された 宗吾車両基地にて(外周より)
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