本年も久里浜工場(京急ファインテック久里浜事業所)において「京急ファミリーフェスタ2009」が開催された。2000年に同所で行われた「ふれあい電車フェスタ2000」から今年で10年と節目の年であったが、昨年に続き天候に恵まれなかったのが恨めしい。
展示内容は基本的に昨年を踏襲していたが、事前応募イベントに「安全・マナー教室」が加わった。「運転台撮影」は昨年まで1329編成および1381編成が用いられていたが、今年は品川からの臨時列車「よしもとプリンスシアター号」で同所へ来た1457編成が用いられた(「よしもとプリンスシアター号」の記事はこちら)。主工場内では、昨年12月にラストランを行った1321編成が前述の「安全・マナー教室」、同じく1309編成が「制御器・ブレーキ弁操作体験」に、車体上げ作業実演は827編成の浦賀方2両が用いられ、特修工場内には車両更新中の601編成とVVVF化改造中の1637編成が入線中であった。京急久里浜への「お帰り臨時電車」には初めて2011編成が用いられ、「車両撮影コーナー」には本線側から1713編成、1009編成、2157編成、1097編成、811編成、606編成、2051編成、1317編成と全形式が肩を並べた。「方向幕操作実演」には1707編成、その他には出場間近の1537編成、出場したばかりの1477編成(と奥に1473編成)などが展示されていた。