2009年9月24・25日、京成3050形3051編成新造に伴う牽引車として3600形3668編成が東急車輛へ回送された。3050形は成田新高速鉄道開業に合わせて増備される3000形のマイナーチェンジ車、新形式ということで今回は牽引によって京成へ納入されることとなり、その牽引役には3668編成が務めた。
3668編成が新造車を牽引するのは今年の5月に新型スカイライナーAE1編成を北総線印旛車両基地より宗吾参道へ牽引して以来である。さらに京急への入線は前回3000形第1〜5編成(3001〜3005編成)を東急車輛より牽引時以来で6年半ぶりに神奈川の地を踏んだ事となった。
3668編成は通常4M2Tの6両固定編成であるが、牽引にあたって中間のT車2両を抜き取り4連で回送されている。余談ながら3600形は先頭Tc車であるため京急線には入れないが、本編成は8連化に伴う余剰先頭車を電装化しているため先頭車Mc車となっており入線が可能である。