形式 | デハ1500形 サハ1900形 デハ1700形 サハ1900形 |
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製造初年 | 1985年 / 1990年 |
扉数 | 3扉 |
座席配置 | ロングシート |
定員 | 先頭車 124人/中間車 134人 |
主制御器 | 界磁チョッパ制御(1C8M) VVVFインバータ制御(1C8M) |
主電動機 | 直流複巻電動機(出力:100kw) 三相交流誘導電動機(出力:120kw) |
歯車比 | 5.47 / 5.93 |
最高速度 | 130km/h |
加速度 | 0.972m/s2 = 3.5km/h/s |
減速度 | 1.111m/s2 = 4.0km/h/s (常用) 1.250m/s2 = 4.5km/h/s (非常) |
補助電源装置 | 静止形インバータ(SIV、容量:75kw) |
台車 | TH-1500M、TH-1500T |
1000形に代わる都営浅草線乗入れ用車両として製造された1500形。形式名は1500であるがデハは1500・1600・1700番台があり、サハは1900番台を名乗っているがこれらまとめて1500形である。
本形式は新造時の差異から大きく3種類に分類される。1501〜1520は車体が鋼製で界磁チョッパ制御、新造時は戸袋窓があったが車体更新時に埋められた。1521〜1552、1601〜1654は車体がアルミ製で界磁チョッパ制御、新造時から戸袋窓が無く鋼製車とは車体断面が異なる。1701〜1736は車体は変わらずアルミ製だが主制御器がVVVF制御となり新造時は前面のスカートの有無と車内装備がチョッパ車との違いだったが車体更新時に揃えられた。サハ1900は組み込まれる相手(1600番台または1700番台)によって制動方式(MBSまたはMBS-A)が異なる。
2001年より車体更新工事が実施され、妻窓・方向板差しを撤去、転落防止ほろ・スカートの新設、腰掛の取替えなどが行われ、2008年度をもって終えた。しかし、新1000形増備に伴う用途変更のため編成替えが行われ、チョッパ制御車の8連と4連から6連に組み替え、VVVF制御化改造も行われている。
鋼製車は増圧ブレーキ非装備のため主に大師線で限定的に運用されているが、それ以外の車両は各編成両数の運用に幅広く充当されている。