形式 | デハ2000形 サハ2000形 |
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製造初年 | 1982年 |
扉数 | 3扉 |
座席配置 | ロングシート/車端部クロスシート |
定員 | 先頭車 128人/中間車 132人 |
主制御器 | 界磁チョッパ制御(1C12M) |
主電動機 | 直流複巻電動機(出力:120kw) |
歯車比 | 4.21 |
最高速度 | 130km/h |
加速度 | 0.833m/s2 = 3.0km/h/s |
減速度 | 0.972m/s2 = 3.5km/h/s (常用) 1.111m/s2 = 4.0km/h/s (非常) |
補助電源装置 | 静止形インバータ(SIV、容量:140kw) |
台車 | TH-2000M、TH-2000T |
1982年12月に鳴り物入りでデビューした2000形。快速特急専用車として2扉、側面は800形から受け継いだ白太帯、車内は集団見合い配置のクロスシート、いわゆるデッキ部には補助椅子が設置され1987年までに8両編成と4両編成が各6本の計72両が製造され、1983年度のブルーリボン賞を受賞した。
後継の2100形の登場に伴い3扉化改造され窓下白細帯となった。この改造に伴い、京急初の片持ち式のロングシート化された。これは新1000形や1500形更新車にも採用されている。車内内壁は木目調からアイボリーになってしまったが車端部のボックスシートは残されている。また他形式と併結できなかったが本工事と同時に連結器等を改造しMBS車と併結が可能となっている。その後、4連は普通車運用が多くCP1台では故障時に対応できないため、2003年末M1c車海側に1000形廃車発生品を増設した。
8連は平日の朝夕の快特・特急および日中のD運用(エアポート急行)に就いている。4連は他形式増圧ブレーキ装備車と同様に朝は増結車として、日中は4連普通車運用に就いている。